2014年10月 スコットランドの旅 第3日
2014年10月27日(月)
グレートブリテン島では、寒気と暖気がスコットランドとイングランドのボーダー辺りでぶつかり合って秋雨前線(?)を形成しているため、今日も雨が降ったり止んだり。
そんな中、今日は、1314年にスコットランドがイングランドに歴史的勝利を収め、独立につながったバノックバーンの古戦場跡を訪れました(最寄りのスターリングまで、エディンバラから鉄道で50分〜1時間)。
今年9月のスコットランドの独立を問う住民投票は、この戦いからちょうど700周年に合わせて実施されたことでも知られています。
ここには、とてもユニークな施設がありました。3D映像やジオラマを使って、わかりやすく戦いに至った経緯や戦況を再現したり、ビジターがスコットランドとイングランドの両軍に分かれて、ジオラマ上で戦ったりできます。こういう施設が、日本でも関ヶ原とかにあると観光客がもっと増えるかも。
また、バノックバーンの背後にそびえる、スコットランド王家の居城だったスターリング城のオーディオガイドも秀逸でした。
イングランドとの対立に揺れながらも、やがて両国の同君連合を経て、連合王国につながる王家となったスチュアート家についてのストーリーテラー調のガイド(日本語あり)は、まるで眼前に王や女王がいるかのようなリアルさ!
この数ヶ月、(高校時代は日本史選択だった私が)イギリス史をみっちり予習していたおかげで、今日は歴史好きにはたまらない1日を楽しむことができました。