世界の笑顔に会いたくて ☆ タビヒトの海外旅ブログ

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2013年7月 プサンの旅 第2日-1

2013年7月25日(木)

 今日は、悠々と流れる洛東江(ナクトンガン)を西に越えて、釜山の隣市である金海(キメ)を訪ねました。

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 ここは、古代の韓半島において、高句麗百済新羅と同時代に栄えた加耶諸国のうち、金官加耶(きんかんかや)の興った土地です。始祖である首露王(スロワン)の陵墓をはじめ、加耶の発掘品を専門に扱った国立金海博物館などがあります。

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 私が通ったのが福岡県の志摩町立可也(かや)小学校だったことから、昔からどうもこの加耶が他人事には思えません。
 加耶は当時の倭国に鉄器と製鉄技術をもたらしました。山々に囲まれた故郷を懐かしむ加耶人が、玄界灘を隔てて筑紫の野辺に聳え立つ山を可也山と名付けたのではないか、という歴史ロマンを胸に散策を楽しみました。

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