世界の笑顔に会いたくて ☆ タビヒトの海外旅ブログ

世界は楽しい、素晴らしい。マスコミやネットの情報よりも、五感で世界を体験しよう。「笑顔」があれば大丈夫。

2018年8-9月 スイスの旅 第5日

2018年9月4日(火)

 スイスの旅も、5日目にして初めて(山の上以外では)、スッキリとした晴れ! 昨日訪ねた場所を、写真を撮り直しに歩きつつ、月曜休館だったベルン歴史博物館のアインシュタインミュージアムを訪ねました。

f:id:world-smile:20181227161433j:plain

 一生涯にわたる詳しすぎる人物伝(華麗なる女性遍歴など!)とともに特殊&一般の2つの相対性理論を映像でわかりやすく説明する展示など、とても楽しめました。
 ただ、最も印象的だったのは、政治に積極的に関わった姿勢。第一次大戦では反戦を貫くも、第二次大戦では母国ドイツに対抗して原爆開発を進言。E=mc2が生んだと批判された、原爆投下後の広島の大きな展示もありました。

f:id:world-smile:20181227161443j:plain

 ベルンを後にして、振り出しのチューリヒへ。単なるゲートシティのつもりで、全くのノーマークでしたが、これが何とも美しい! 古さと新しさが共存し、これまで訪れた世界中の町の中でも、一番美しいかもしれないと感動しました。

 ホテルの後ろの丘には、アインシュタインの母校であり、教授も務めた連邦工科大学(ETH)。そして、チューリヒ大学(大学博物館にふらりと入れるのが素晴らしい!)。若さと知性にあふれていました。
 リマト川沿いには、スイスの宗教改革を始めたツヴィングリが説教師を務めたグロース・ミュンスターなど、見どころも満載でした。

f:id:world-smile:20181227161454j:plain

 でも、何といっても感銘を受けたのは、徒然なるままに乗り込んだ、1時間半の遊覧船から眺めた、チューリヒ湖の様子。
 湖に面した家々やレストランや湖水プール。ヨットや釣りやスタンドアップパドルを楽しむ人たち。海のない国だからかもしれませんが、湖をここまで有効に優雅に活用している様子にお目にかかれたのは驚きで、恐れ入りました。

f:id:world-smile:20181227161506j:plain

 夕食は、店員さんのおススメ、チューリヒの名物料理「チューリッヒャー・ゲシュネッツェル」(仔牛のクリームシチュー)。付け合わせのレシュティは、単品の時よりハッシュド・ブラウン感が出ていて美味しかったです。
 スイス最後の夜。ワインとともに、しっかりと楽しみました。

f:id:world-smile:20181227161518j:plain