2018年8-9月 スイスの旅 第2日
2018年9月1日(土)
ジュネーヴといえば、ジャン・カルヴァンによる宗教改革の拠点となった都市。マルティン・ルターが宗教改革を始めたドイツのヴィッテンベルクは5年半前に訪れたので、ジュネーヴ訪問も楽しみにしていました。
ところがです! 宗教改革について学べる「国際宗教改革博物館」は、私が訪れる期間を狙い撃ちしたかのように、8月下旬から9月上旬までリノベーション中とのこと。宗教「改革」だけに、博物館の「改修」ってオチかい。ガーン!
しかも、ジュネーヴのもう一つのテーマ、社会契約論を生んだジャン・ジャック・ルソーの生家の地にある「ルソーと文学の家」も、何とリノベーションのため、2020年までお休みとのこと。ガーン!
予定外に時間ができたので、カルヴァンの活動拠点であり、彼の椅子も残るサン・ピエール大寺院、カルヴァンら4人の指導者像のある宗教改革記念碑を、予定よりゆっくり見学しました。
肝心の2つの博物館は、また来なさいとのメッセージ!だと思うようにしました。
ゆっくりついでに、移動中に軽く済ませる予定だった昼食も店内で。バラエティに富む各国料理でも目立つのがレバノン料理。前日行った国連欧州本部にもレバノン杉があり、とりわけジュネーヴと縁が深いのかも知れません。
そんなジュネーヴを後に、湖と山々を眺めながら、次の目的地に向かいました。