2017年12月 中国福建省の旅 第1日
2017年12月22日(金)
恒例の年末旅は、福建省の厦门(アモイ)に来ています。中国本土に来るのは、2012年秋に東北部(旧満州)に行って以来5年ぶり5回目になります。
清王朝がアヘン戦争に敗れたことで、南京条約により開港した5つの港の1つです。現在も、5大経済特区の1つであり、飛行機で降下する際に、大きな港湾施設が見え、その恵まれた良港の条件を生かしています。
成田を朝発って午後に着いたので、街歩きを始めたのは、午後4時頃。
その中で、興味を持ったのが、レンタサイクルを活用する市民の多さです。街の至る所にサイクルポート(?)があり、黄色、オレンジ、青の自転車に乗る市民が街にあふれています。
また、美しい海岸線に沿って数キロに及ぶ長い遊歩道があり、散歩したり、写真を撮ったり、釣りをしたり、市民や観光客の憩いの空間となっていました。
地理的に近い香港と違い、英語はほとんど通じないので、夕食に入ったシーフードのお店でも、中国語を思い出しながらコミュニケーションをとりました。それが案外楽しかったりして。
冬至の今日も最高気温は20度以上。市場には、熱帯のフルーツがあふれ、東南アジアに来た感覚です。寒い日本の冬をしばし「避寒」して、忙しかった1年の締めくくりの旅を楽しみたいと思います。