世界の笑顔に会いたくて ☆ タビヒトの海外旅ブログ

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2017年12月 中国福建省の旅 第3日

2017年12月24日(日)

 厦门(アモイ)3日目。今日は、日本語ガイドを雇って、世界文化遺産でもある、福建省名物の土楼に行ってきました。
 土楼とは、中原での戦乱を逃れてきた「客家(はっか)」と呼ばれる人々が築いた、土壁で囲った集合住宅のことです。

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 有名な土楼群はいくつかありますが、厦门市の隣、漳州市南靖県にある土楼群を訪ねました。
 福建省といえば烏龍茶ですが、茶畑、バナナ畑、ザボン畑などを眺めつつ、幾重にも続く山道を進みました。

 川沿いの小さな美しい塔下村、現存の居住用土楼としては最も古い700年の歴史を誇る裕昌楼、そして、1つの方形土楼を4つの円形土楼(うち1つは楕円形)が囲む田螺(たにし)坑土楼群を見学しました。

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 訪れたのはいずれも現役の住居のため、芋から絞ったデンプン干し、梅菜(高菜みたいな野菜)干し、干し柿など、山里の暮らしが垣間見えて興味深かったです。

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 ガイドの蘭さんは、基本的なガイドはもちろん、どんな質問にも丁寧に答えてくれて、日本人にとって情報の少ない福建省を知る貴重な機会となりました。

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