世界の笑顔に会いたくて ☆ タビヒトの海外旅ブログ

世界は楽しい、素晴らしい。マスコミやネットの情報よりも、五感で世界を体験しよう。「笑顔」があれば大丈夫。

2018年3月 ソウルの旅 第4日

2018年3月29日(木)

 3泊4日のソウルへの家族旅行の最終日でした。
 地下鉄はよく乗ったけど、バスはまだだったので、バスに乗って南山(ナムサン)頂上のNソウルタワーへ。

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 ホテルの部屋からも見えていて、この4日間ずっと見守ってくれたタワーから、最後はソウルの街を眺めながら、旅のおさらいをしました。

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 ハングル(한글)からは瞬時に情報を得にくい面はあるものの、サインやアナウンスには日本語も含まれ、観光客を相手にする人には、多少でも日本語を話せる人も多く、1,000ウォン≒100円という計算のしやすさもあり、子どもたちも自分たちなりの力で、ソウルの旅を楽しんでいました。

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 東京の桜を3月に満開にさせた暖かい天気のおかげで、滞在期間中はソウルも暖かい天気に。
 お隣の国に実際に行ってみたいと希望した子どもたち。近いと感じたものも、遠いと感じたものもあったようですが、自分の五感で得られたものがあれば、2度目の家族de修学旅行は大成功です!

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2018年3月 ソウルの旅 第3日

2018年3月28日(水)

 ソウル3日目は、歴史と文化を学ぶ一日。パパガイドの本領発揮です。

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 実は、本当に、毎月の最終水曜日は「文化の日」とのことで、李氏朝鮮時代の王宮である景福宮キョンボックン)は、入場無料の日。
 しかも、ちょうどよいタイミングで、無料の日本語ガイドツアーが始まり、(もちろん、パパガイドよりも)詳しく学べました。

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 景福宮へのアプローチにあたる光化門(クァンファムン)広場を歩きながら、銅像の立つ世宗(セジョン)大王と李舜臣(イスンシン)に関するクイズを子どもたちに出題。
 「世宗大王が発明した韓国に欠かせないものとは?」の正解は「ハングル」ですが、広場の地下にある展示館では、その事績をわかりやすく学ぶことができました。

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 お洒落な三清洞(サムチョンドン)を経由して、夜は、再び初日以来の明洞へ。
 夕食は、チーズタッカルビと冷麺。どちらもチョー辛く、周囲の韓国人が涼しげに食べているのとは対照的に、家族で火を吹きながら食べました。これもまた貴重な文化体験になりました。

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2018年3月 ソウルの旅 第2日

2018年3月27日(火)

 ソウル2日目は、漢江(ハンガン)の南のエリアを中心に散策。

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 ロッテワールドのあるチャムシル、K-POPスターの事務所が集まるアックジョン、長い長い地下商店街GOTO MALL、水産市場のあるノリャンジン。最後は、漢江の北側に戻って東大門(トンデムン)へ。地下鉄を乗り継いで、時計回りに一周しました。

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 GOTO MALLや東大門は、1,000円くらいで買える衣類や小物のお店がわんさかとあり、子どもたちの買物に最適です。「かわいい」を連発しながら、いろいろとお気に入りが見つかったようでした。

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 私はといえば、韓国焼酎片手に食事に舌鼓を打つことを楽しみに、ガイドに勤しんでおります(写真は、ノリャンジン水産市場です。プサンのチャガルチ同様、買った魚介をお店で食べられます)。

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2018年3月 ソウルの旅 第1日

2018年3月26日(月)

 チームタビヒト、ソウルに来ています。1年前の香港・マカオに続き、2度目の家族での海外です。

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 羽田から金浦まで2時間20分で到着(映画1本も見終わらない近さ!)。初日のミッションは、街の雰囲気をつかむこと。ホテルを出て、動き出したのは午後5時。

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 とりあえず、歩いて明洞(ミョンドン)へ。ソウルを旅先に選んだのは、子どもたち。まずは、食べて、買物をして、楽しみました。

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 旅人の私にとって、ソウルはご無沙汰の17年ぶりですが、ここは今でも観光客の主役は日本人なんだ!ということに、かえって新鮮味を覚えました。

2017年12月 中国福建省の旅 第5日

2017年12月26日(火)
 厦门(アモイ)5日目(最終日)。正午には空港に向かわなくてはならないので、午前中の3時間で最後の散策を楽しみました。
 バスは1元(約17円)で乗れるので、漢字が読める日本人観光客には使いやすくて便利。この旅で幾度となく利用しました。

 まず、唐代から千年以上続くという南普陀寺に参詣。後背の五老山に登る遊歩道があり、展望台からは今回の旅で訪れた厦门の街の各所を望めました。

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 また、近くの華僑博物院も訪れました。世界に最も広がったエスニシティ・グループである華僑・華人について、体系的でわかりやすい展示がしてあります。三宝と呼ばれる、社団、学校、新聞により、異郷でも強固なエスニシティ・グループを保持できたことなど、あらためて整理して学ぶことができました。

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  厦门を訪れてみて、ここは、中国と東南アジアの遷移地域ではないか、というのが私の感想です。気候や植生などもそうですが、福建土楼があり華僑の故郷の一つというのも、その感を濃くします。
 道中、驚くほど日本人には会いませんでした(欧米人も少なめでした)が、帰りの成田まではわずか3時間のフライト。ぜひ多くの人に、その魅力に触れてほしいです。

2017年12月 中国福建省の旅 第4日

2017年12月25日(月)

 厦门(アモイ)4日目。今日は、対岸にある台湾までちょっとお出かけ。といっても、台湾海峡の向こうの本島ではなく、アモイからわずか12㎞にある金門島へ。船でほんの30分。海上がよく晴れていれば、見えるほどの近さです。

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 同じ福建省でも、中華民国政府の統治下にある金門縣。アモイ湾にフタをするように横たわり、面積もアモイ島とほぼ同じ(形は全然違いますが)の金門島は、国共内戦で国民党軍が文字通り死守した領土です。そのため、観光は戦争遺跡が中心です。

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 そんな観光地の一つ、金門島から大陸へのプロパガンダ放送を行った「馬山播音站」では、大好きな鄧麗君(テレサ・テン)に会えました。1991年にテレサが大陸の同胞に向けて語りかけた際の記念の展示です!
 両岸交流が普通になった現在ですが、両政府が対峙する最前線として緊張していた時代を、意外な形で知ることができました。

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 金門島は、着地してから申し込めるツアーはないようで、港で客待ちしているタクシーをチャーターして、島内めぐりをしました。
 「歴史が好きだ」と伝えると、私の興味がありそうなところに連れて行ってくれたとてもいいドライバーさんで、互いがわかる初歩的な中国語と英語を交えての会話でしたが、楽しく観光することができました。

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 9時半に着いて、16時半に出た、7時間の金門島滞在でした。

2017年12月 中国福建省の旅 第3日

2017年12月24日(日)

 厦门(アモイ)3日目。今日は、日本語ガイドを雇って、世界文化遺産でもある、福建省名物の土楼に行ってきました。
 土楼とは、中原での戦乱を逃れてきた「客家(はっか)」と呼ばれる人々が築いた、土壁で囲った集合住宅のことです。

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 有名な土楼群はいくつかありますが、厦门市の隣、漳州市南靖県にある土楼群を訪ねました。
 福建省といえば烏龍茶ですが、茶畑、バナナ畑、ザボン畑などを眺めつつ、幾重にも続く山道を進みました。

 川沿いの小さな美しい塔下村、現存の居住用土楼としては最も古い700年の歴史を誇る裕昌楼、そして、1つの方形土楼を4つの円形土楼(うち1つは楕円形)が囲む田螺(たにし)坑土楼群を見学しました。

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 訪れたのはいずれも現役の住居のため、芋から絞ったデンプン干し、梅菜(高菜みたいな野菜)干し、干し柿など、山里の暮らしが垣間見えて興味深かったです。

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 ガイドの蘭さんは、基本的なガイドはもちろん、どんな質問にも丁寧に答えてくれて、日本人にとって情報の少ない福建省を知る貴重な機会となりました。

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